【建設業経理士】難易度・合格率は?独学勉強方法まとめ

2021年5月18日その他, 資格記事

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こんにちは、わくわく企画です。

今回は民間資格「建設業経理士」を紹介したいと思います。徐々に受験者が増えていっている資格となっていますね。

 

目次

難易度・合格率は?

 

建設業経理士は「1級~4級」まであります。

近年の合格率を確認すると

4級 77%(易しい)(※1:通常試験)

3級 63%(やや易しい)(※1:通常試験)

2級 38%(やや難しい)

1級 27%(やや難しい)(※2:3科目の平均)

※1:3級、4級は「通常試験と特別研修」の2つがあります。特別研修は「研修と試験」を受け、合格率は約95%となっている。

※2:1級は「財務諸表・財務分析・原価計算」の3つの科目があります。3科目合格で1級取得となります。

 

徐々に難易度が上がっていますね。また「受験資格も制限なし」なので、いきなり1級を受験することができます。

 

独学勉強方法

今回は最も受験者数が多い「2級」を勉強する例で紹介させていただきます。また2級を合格することで建設会社に有益な資格となるので、受験する方は2級以上がいいです。

ポイント①(試験内容・合格基準)

まず簡単に試験内容と合格基準などを説明します。

<試験形式>

多肢選択式:全5問

<合格基準>

70%以上

<試験内容>

①建設業の簿記

②原価計算

③会社会計

上記のような感じです。試験問題は「全5問」となっています。

 

ポイント②(受験者の声)

受験者の声を調べてみると

出題問題がある程度パターン化されている。

・計算問題がほとんど

過去問を何度も解けばok。

・「簿記2級」持っている人はあんまり苦労しない。

勉強期間は2~3ヶ月。簿記を勉強している人は1ヵ月ほど。

 

上記のような感じです。出題問題がパターン化されているため、過去問を何度もやれば合格できるようです。

勉強期間は2~3ヶ月前から勉強していくといいようですね。

 

ポイント③(おすすめ参考資料)

1.売れ筋No.1(参考テキスト・過去問)

今までのポイント①~③をまとめるとポイント④(まとめ・勉強方法の流れ)

1.試験の2~3ヶ月前から過去問を解きまくる。

2.分からない問題は参考資料を読んで問題を解く。

3.問題の8割以上解けれいればok。

という流れがベストのようです。

 

また、しっかりと勉強したい方は「資格講座ユーキャン」でより詳しく勉強することができます。お金が掛かってしまいますが、興味のある方は下記のページから申し込みできます。


メリットは?

・中小企業の建設会社では非常に有力な資格となる。

・2級以上の合格者がいると、公共工事の入札の「経営事項審査」の加点対象となる。

・会社によっては資格手当をもらえる。

 

「建設会社」に関して非常に有力な資格となっているようですね。資格を持っていることで、公共工事の入札をしやすくなるので非常に役に立ちます。

 

試験概要

  • 合格基準:70%以上
  • 合格率 :2級(38%)
  • 試験形式:多肢選択式(全5問)
  • 試験日程:年2回(1級,2級)年1回(3級,4級)
  • 受験資格:制限なし
  • 受験料 :1級(7,410円~13,680円)2級(6,280円)3級(5,250円)4級(4,220円)
  • 受験地 :全国各地
  • 問い合わせ:一般財団法人 建設業振興基金 経理試験課

まとめ

今回調べてみて分かったことは、

・合格率は38%(2級)とやや難しい難易度となっている。

・勉強期間は2~3ヶ月余裕を持って勉強しておく。

・2級合格以上は、建設会社の入札に非常に有力のため重宝される。

 

以上となります。建設関係に仕事に就く人には良い資格ですね。受験するなら2級を受験するようにしましょう。興味のある方は受験してみてはいかがでしょうか。