【建設業経理士】難易度・合格率は?独学勉強方法まとめ
こんにちは、わくわく企画です。
今回は民間資格「建設業経理士」を紹介したいと思います。徐々に受験者が増えていっている資格となっていますね。
目次
難易度・合格率は?
建設業経理士は「1級~4級」まであります。
近年の合格率を確認すると
4級 77%(易しい)(※1:通常試験)
3級 63%(やや易しい)(※1:通常試験)
2級 38%(やや難しい)
1級 27%(やや難しい)(※2:3科目の平均)
※1:3級、4級は「通常試験と特別研修」の2つがあります。特別研修は「研修と試験」を受け、合格率は約95%となっている。
※2:1級は「財務諸表・財務分析・原価計算」の3つの科目があります。3科目合格で1級取得となります。
徐々に難易度が上がっていますね。また「受験資格も制限なし」なので、いきなり1級を受験することができます。
独学勉強方法
今回は最も受験者数が多い「2級」を勉強する例で紹介させていただきます。また2級を合格することで建設会社に有益な資格となるので、受験する方は2級以上がいいです。
ポイント①(試験内容・合格基準)
まず簡単に試験内容と合格基準などを説明します。
<試験形式>
多肢選択式:全5問
<合格基準>
70%以上
<試験内容>
①建設業の簿記
②原価計算
③会社会計
上記のような感じです。試験問題は「全5問」となっています。
ポイント②(受験者の声)
受験者の声を調べてみると
・出題問題がある程度パターン化されている。
・計算問題がほとんど
・過去問を何度も解けばok。
・「簿記2級」持っている人はあんまり苦労しない。
・勉強期間は2~3ヶ月。簿記を勉強している人は1ヵ月ほど。
上記のような感じです。出題問題がパターン化されているため、過去問を何度もやれば合格できるようです。
勉強期間は2~3ヶ月前から勉強していくといいようですね。
ポイント③(おすすめ参考資料)
1.売れ筋No.1(参考テキスト・過去問)
今までのポイント①~③をまとめるとポイント④(まとめ・勉強方法の流れ)
1.試験の2~3ヶ月前から過去問を解きまくる。
2.分からない問題は参考資料を読んで問題を解く。
3.問題の8割以上解けれいればok。
という流れがベストのようです。
また、しっかりと勉強したい方は「資格講座ユーキャン」でより詳しく勉強することができます。お金が掛かってしまいますが、興味のある方は下記のページから申し込みできます。
メリットは?
・中小企業の建設会社では非常に有力な資格となる。
・2級以上の合格者がいると、公共工事の入札の「経営事項審査」の加点対象となる。
・会社によっては資格手当をもらえる。
「建設会社」に関して非常に有力な資格となっているようですね。資格を持っていることで、公共工事の入札をしやすくなるので非常に役に立ちます。
試験概要
- 合格基準:70%以上
- 合格率 :2級(38%)
- 試験形式:多肢選択式(全5問)
- 試験日程:年2回(1級,2級)年1回(3級,4級)
- 受験資格:制限なし
- 受験料 :1級(7,410円~13,680円)2級(6,280円)3級(5,250円)4級(4,220円)
- 受験地 :全国各地
- 問い合わせ:一般財団法人 建設業振興基金 経理試験課
まとめ
今回調べてみて分かったことは、
・合格率は38%(2級)とやや難しい難易度となっている。
・勉強期間は2~3ヶ月余裕を持って勉強しておく。
・2級合格以上は、建設会社の入札に非常に有力のため重宝される。
以上となります。建設関係に仕事に就く人には良い資格ですね。受験するなら2級を受験するようにしましょう。興味のある方は受験してみてはいかがでしょうか。