【品質管理検定(QC検定)】難易度・合格率は?3級の独学勉強方法まとめ
こんにちは、わくわく企画です。
今回は民間資格「品質管理検定(QC検定)」を紹介したいと思います。
難易度・合格率は?
品質管理検定は「1級~4級」まであります。
近年の合格率を確認すると
4級 85%(易しい)
3級 51%(普通)
2級 27%(やや難しい)
1級 7.2%(難しい)
徐々に難易度が上がっていますね。1級は7.2%と非常に難易度が高いです。また「受験資格は制限なし」のため、いきなり1級を挑戦することができます。
また会社から受験するように言われている傾向があるようで、嫌々受験する人がいるようですね。そのせいで合格率が下がっているかもしれません。
独学勉強方法
今回は最も受験者数が多い「3級」を勉強する例で紹介させていただきます。
ポイント①(試験内容・合格基準)
まず簡単に試験内容と合格基準などを説明します。
<試験形式>
マークシート方式
<合格基準>
各分野で50%以上
総合得点で約70%以上
<試験内容>
①データの取り方やまとめ方の基本とQA7つ道具の利用
②新QC7つ道具の基本
③品質、プロセス管理、問題解決、標準化など、基本的な管理
④4級の試験範囲を含む理解度の確認
ポイント②(受験者の声)
受験者の声を調べてみると
・初めに4級のテキストから読むのがオススメ。
・出題傾向は「QC7つ道具」が多いので、よく理解しておくこと。
・過去問とテキストを併用して勉強するのが合格の近道。
・勉強期間は1ヵ月~2ヶ月。
上記のような感じです。「QC7つ道具」と「テキストを読む」ことが重要のようですね。また勉強期間は1ヵ月~2ヶ月となっています。
ポイント③(おすすめ参考資料)
1.売れ筋No.1(参考テキスト&問題集)
今までのポイント①~③をまとめるとポイント④(まとめ・勉強方法の流れ)
1.試験の1ヵ月~2ヶ月前からテキストを読み始める。
2.「QC7つ道具」をしっかり理解しておく。
3.テキストを読みながら過去問を解く。
4.過去問を8割以上正答できればok。
という流れがベストのようです。
また、勉強に集中できない人は「15-45-90の法則」という集中力のリズムについて解説していますので、興味のある方は読んでみてください。
メリットは?
・会社のほとんどが品質管理について取り組んでいるため、就活などにアピールできる。
・品質管理について幅広く知識が習得できる。
上記のような感じでしょうか。正直、大きなメリットは無いようです。しかし「多くの企業が品質管理について取り組んでいる」ため、知識の一環として理解しておいても良さそうですね。
試験概要
- 合格基準:各分野50%以上 総合得点70%以上
- 合格率 :4級(85%)3級(51%)2級(27%)1級(7.2%)
- 試験形式:マークシート方式
- 試験日程:年2回(3月、9月)
- 受験資格:制限なし
- 受験料 :4級(3,080円)3級(4,110円)2級(5,140円)1級(8,220円)
- 受験地 :全国各地(1級は異なる。)
- 問い合わせ:一般財団法人 日本規格協会
まとめ
今回調べてみて分かったことは
・合格率は50%(3級)であるが、会社からの指示で受験する傾向があるので、合格率だけで判断しないほうがいいかもれない。
・勉強は「QC7つ道具」をしっかり勉強すること。
・勉強期間は約1ヵ月~2ヶ月
・大きなメリットは無いが、多くの企業が品質管理について取り組んでいる。
以上となります。大きなメリットは無いですが、年々受験している人が増えていってるので、今後需要ができる可能性があるかもしれません。興味のある方は受験してみてはいかがでしょうか。