【国家資格】測量士 難易度は?どんな試験?
こんにちは、わくわく企画です。
今回は国家資格「測量士」の資格について紹介したいと思います。
難易度は?
近年の合格率は約15%となっています。かなり難しいですね。
測量士は、「実務経験は必要ない」ですが合格率15%を見るとおり、ある程度測量の知識がないと合格はできないと思います。
※測量専門学校や土木大学など卒業していると、実務経験1年分あれば申請でもらえることができます。
どんな試験?
主催は、国土交通省 国土地理院となっています。試験の流れとしては、
「午前試験」 → マークシート方式(5肢択一)(700点満点中400点以上)
「午後試験」 → 記述試験(必須問題・選択問題)(700点満点)
※注意すべき点は、午前・午後の点数が合計で910点以上となれば合格となる。
良く考えれば「午前試験で600点取ってしまえば、午後試験は310点とれば合格」となります。
また「午後試験・選択問題」は、
・基準点測量
・地形・写真測量
・地図編集
・応用測量
上記の内2つ選択することになっている。
「自分の得意分野を選択」しておきましょう。
勉強方法は?
受験者の声を調べてみると
・マークシート方式は8割以上狙うこと。(午後試験が楽になる。)
・記述試験(必須問題)は点数を取りやすいため、しっかり勉強しておくこと。
・記述試験(選択問題)は自分の得意だと思う問題を勉強しておくこと。
・過去問5年分を徹底的に勉強すること。 → 過去問一覧 参考ページはコチラ
上記のような感じになっています。
「マークシート方式・記述試験(必須問題)で点数を稼ぐ」ここが重要となっていきそうですね。
また過去問を解くことで、試験傾向も把握することができるので、これも重要になっていますね。
他には、お金が掛かってしまいますが、「資格セミナー」に入って勉強するのも1つの手段となります。
メリットは?
・就職にかなり強い資格になる。(測量・建設関係)
・地方公務員(技術関係)の就職にも武器になる。
・仕事の即戦力とされる可能性は高い。
・土地家屋調査士や補償業務管理士などの試験免除がある。
上記のような感じでしょうか。測量士を持っていれば、測量のことはほとんど理解していると判断されると思うので、転職などする方はしっかり理解しておく必要がありますね。
試験概要
- 合格基準:午前(700点満点400点以上)午後(700点満点)合計で910点以上。
- 合格率 :約15%
- 試験形式:午前(マークシート方式 5者択一)午後(記述試験)
- 試験日程:年1回(5月中旬)
- 受験資格:制限なし
- 受験料 :4,250円
- 受験地 :北海道、宮城県、秋田県、東京都、新潟県、富山県、愛知県、大阪府、島根県、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県
- 問い合わせ:国土交通省 国土地理院 総務部総務課試験登録係
まとめ
今回調べてみて分かったことは
・合格率は約15%のため難易度は難しい。
・マークシート試験は8割以上正答するように勉強する。
・記述試験(必須問題)は点数が取りやすい。
・記述試験(選択問題)は自分の得意だと思う分野を選択する。
・土木、建築関係の仕事に就くなら、かなり有力な資格。
以上となります。受験するにあたって、しっかりと準備としなければいけませんね。