【国家資格】測量士 難易度は?どんな試験?

2021年9月6日その他, 資格記事

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こんにちは、わくわく企画です。

今回は国家資格「測量士」の資格について紹介したいと思います。

 

目次

難易度は?

近年の合格率は約15%となっています。かなり難しいすね。

測量士は、「実務経験は必要ない」ですが合格率15%を見るとおり、ある程度測量の知識がないと合格はできないと思います。

 

※測量専門学校や土木大学など卒業していると、実務経験1年分あれば申請でもらえることができます。

 

どんな試験?

主催は、国土交通省 国土地理院となっています。試験の流れとしては、

「午前試験」 → マークシート方式(5肢択一)(700点満点中400点以上

「午後試験」 → 記述試験(必須問題・選択問題)(700点満点)

 

※注意すべき点は、午前・午後の点数が合計で910点以上となれば合格となる。

良く考えれば「午前試験で600点取ってしまえば、午後試験は310点とれば合格」となります。

 

また「午後試験・選択問題」は、

・基準点測量

・地形・写真測量

・地図編集

・応用測量

上記の内2つ選択することになっている。

「自分の得意分野を選択」しておきましょう。

 

勉強方法は?

受験者の声を調べてみると

・マークシート方式は8割以上狙うこと。(午後試験が楽になる。)

・記述試験(必須問題)は点数を取りやすいため、しっかり勉強しておくこと。

・記述試験(選択問題)は自分の得意だと思う問題を勉強しておくこと。

・過去問5年分を徹底的に勉強すること。 → 過去問一覧 参考ページはコチラ

 

上記のような感じになっています。

「マークシート方式・記述試験(必須問題)で点数を稼ぐ」ここが重要となっていきそうですね。

また過去問を解くことで、試験傾向も把握することができるので、これも重要になっていますね。

 

他には、お金が掛かってしまいますが、「資格セミナー」に入って勉強するのも1つの手段となります。

 

メリットは?

・就職にかなり強い資格になる。(測量・建設関係)

・地方公務員(技術関係)の就職にも武器になる。

・仕事の即戦力とされる可能性は高い。

・土地家屋調査士や補償業務管理士などの試験免除がある。

 

上記のような感じでしょうか。測量士を持っていれば、測量のことはほとんど理解していると判断されると思うので、転職などする方はしっかり理解しておく必要がありますね。

 

試験概要

  • 合格基準:午前(700点満点400点以上)午後(700点満点)合計で910点以上。
  • 合格率 :約15%
  • 試験形式:午前(マークシート方式 5者択一)午後(記述試験)
  • 試験日程:年1回(5月中旬)
  • 受験資格:制限なし
  • 受験料 :4,250円
  • 受験地 :北海道、宮城県、秋田県、東京都、新潟県、富山県、愛知県、大阪府、島根県、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県
  • 問い合わせ:国土交通省 国土地理院 総務部総務課試験登録係

 

まとめ

今回調べてみて分かったことは

・合格率は約15%のため難易度は難しい。

・マークシート試験は8割以上正答するように勉強する。

・記述試験(必須問題)は点数が取りやすい。

・記述試験(選択問題)は自分の得意だと思う分野を選択する。

・土木、建築関係の仕事に就くなら、かなり有力な資格。

 

以上となります。受験するにあたって、しっかりと準備としなければいけませんね。