そのサプリメント飲んでも無駄?あの有名サプリもヤバイ!HMB・マルチビタミンなど
こんにちは、わくわく企画です。
今回は雑誌「週刊現代」に書かれていた「そのサプリは飲むだけムダ。体内で溶けずに、ただ出ていくだけ」という記事がありましたので、紹介したいと思います。
記事の概要
まずサプリメントは「薬より緩い製造基準」で作らているようです。実際に体内で溶けているのかの実験をするために「崩壊試験法」という実験方法があり、胃酸や消化液を再現した液体に薬を入れ、30分、1時間など規定の時間が経ってから溶けているかの実験方法です。
これをサプリメントで実験してみたところ「100の商品中、42商品が溶けていない」という驚きの結果となりました。
溶ける・溶けないサプリメント一覧(ジャンル別)
今回雑誌に記載されていたのは30品の商品でした。ジャンル別に書かれていたので紹介します。
マルチビタミン(栄養剤)
- ディアナチュラStyle(アサヒ)→ 溶けない
- ネイチャーメイド マルチビタミン(大塚製薬)→ 溶ける
- マルチビタミン(DHC)→ 溶けない
GABA(ストレス軽減、不眠症改善)
- ギャバ(DHC)→ 溶ける
- ストレスケア(ファンケル)→ 溶ける
- バレリアン&ギャバ ぐっすり時間(ファンケル)→ 溶ける
ルテイン(目の疲れ、健康サポート)
- ディアナチュラ ルテイン+メグスリノキ(アサヒ)→ 溶けない
- ルテイン 光対策(DHC)→ 溶ける
- ロートV5粒(ロート製薬)→ 溶ける
HMB(筋力増強、ダイエット)
- 鍛神 HMB Ca2000mg(BINZENTO)→ 溶けない
- HMB(オリヒロ)→ 溶けない
- HMB(DHC)→ 溶けない
グルコサミン(膝の疲労解消)
- ディアナチュラGold グルコサミン(アサヒ)→ 溶ける
- 高純度グルコサミン コンドロイチン低分子アルロン酸(オリヒロ)→ 溶けない
- グルコサミン アクティブ(サントリーウエルネス)→ 溶けない
コエンザイムQ10(健康サポート)
- ディアナチュラ コエンジアムQ10(アサヒ)→ 溶ける
- コエンザイムQ10 包接体(DHC)→ 溶ける
- 還元型コエンザイムQ10(ユニマットリケン)→ 溶ける
酸素(栄養補助、美容効果、健康サポート)
- 夜遅いごはんでも(新谷酸素)→ 溶けない
- プレミアム生酸素(ボーテサンテラボラトリーズ)→ 溶けない
- 万田酸素 粒タイプ(万田発酵)→ 溶けない
黒酢、香醋(健康サポート)
- 杜のすっぽん黒酢(健康の杜)→ 溶ける
- 熟成黒にんにく 黒酢もろみ(小林製薬)→ 溶けない
- 熟成やずやの香醋(やずや)→ 溶ける
乳酸菌類(体調維持、お腹の改善)
- アレルケア(アサヒカルピスウェルネス)→ 溶ける
- ディアナチュラStyle 乳酸菌×ビフィズス+食物繊維・オリゴ糖(アサヒ)→ 溶けない
- 乳酸菌EC-12(DHC)→ 溶ける
DHA、EPA(糖尿病、健康サポート)
- ディアナチュラ DHA+イチョウ葉(アサヒ)→ 溶けない
- 大正DHA・EPA(大正製薬)→ 溶ける
- EPA(DHC)→ 溶ける
以上となります。今回30品記載されていますが、14品も「体に溶けない」結果となっています。
なんで溶けないの?
そもそもなんで溶けないの?と思う方がいると思います。
結論から言うと「溶けにくい錠剤になっている」ということです。
なぜかというと、「普通の薬は1個ずつ包装」されています。しかしサプリメントは「1つの容器」にまとめて入っています。そうなると、錠剤同士がぶつかり欠けたり、割れたりしてしまいます。
その対策として「欠けない。割れない。」錠剤を作ることにより錠剤が固く、溶けにくい製品となってしまうようです。(えぇ…)
ちなみに溶けない錠剤を飲むと、当然「錠剤のまま便」になります。意味ないですね。
じゃあどれを飲めばいいの?
サプリメントはやっぱりダメじゃん!って思ってしまいますが、ちゃんとしたサプリメントのあるので安心してください。
その確認方法が「GMP認証のマーク」が付いていれば大丈夫のようです。
GMP認証とは、「製品が安全に作られ、一定の品質が保たれている。」ということを証明することになっています。
わざわざ付けないメーカーもいるようですが、少し面倒ですがホームページを確認すれば分かります。
GMP認証サプリメント紹介
GMP認証とされているサプリメント紹介です。調べてみると色々とありましたので、気になる方は購入してみてはいかがでしょうか。
ペット用サプリメント
白髪対策サプリメント
精力剤サプリメント
まとめ
今回雑誌を読んでみて分かったことは
・サプリメントの約半数が飲んでも意味がない。
・「欠けない割れない」対策として、錠剤自体が溶けにくい製品となっている。
・買う時は「GMPマーク」があれば安全。
以上となります。私も一覧に書かれている商品で、溶けない商品を飲んでいたことがあるのでガッカリしました。次に買う機会がある場合は「GMPマーク」があるか、ちゃんと確認したいと思いました。
皆さんもサプリメントを買う時は注意してくださいね!